委員長挨拶

こんにちは。
令和四年度後期委員会委員長の文学部三年上田航輝と申します。

寄宿舎のHPを見てくださりありがとうございます。こちらではもしかすると未来の舎生となる皆様へ、私の感じることをざっくばらんに書かせていただきます。寄宿舎の歴史や仕組みは【日吉寄宿舎について】のページで詳しく、真面目に書いていますので、そちらもご覧になっていただければ幸いです。

寄宿舎は慶應では唯一の自治寮で、簡潔に言えば意思決定や運営、外部との交渉などを自分達で行っています。寄宿舎以外にも全国には様々な自治寮が存在しますが、寄宿舎の特徴として全員自治である点が挙げられます。入舎すると下五役のいずれかに属し、寄宿舎の運営に1年生から携わり、重要な意思決定を行う舎生大会には全舎生の参加が義務付けられています。つまり、寄宿舎はアパートのような生活の場というより、生活を共に作り上げる「共同体」という表現が近いです。なんかめんどそう…と思われるかもしれません。書いている私も字面を追うとゲンナリしてきましたが、自分たちのことを自分たちのアイデアで、学部学年出身など多様な舎生とケタケタ楽しみながらやることは想像以上にやりがいがあり、何より楽しいです。寄宿舎は自治寮として長い歴史と伝統がありますが、いかようにも変えられる風潮は年々増しています。ここでしかできない経験とは他でもよく言われますが、サークルやアルバイトなどでは大学生が経験できない、唯一無二の場所だと胸を張って言えます。

先ほどアパートとは異なる、と書きましたが、3人部屋と上下関係という要素も外せません。部屋は学年の異なる3人がくじ引きで決まり、1年間生活を共にします。もちろん共同生活ゆえに気を使う必要はありますが、それ以上に部屋メンバーとの何気ない会話、ご飯、旅行、最近ではW杯観戦など、一人暮らしだと経験できない、安心感と刺激のある毎日を送れます。また、寄宿舎の上下関係は兄弟のようだとよく表現されます。パシリや暴力のような前時代的な風潮は全くなく、むしろ「ここまでしてもらっていいのか?」と思うほど可愛がる伝統が息づいています。しかもその関係が寮という生活の中で実践されているので、授業やサークル、アルバイトなどに勤しんでいても、どっぷり浸かることができます。特に秋のキャンプや4年生追い出しコンパなど、全員が集まる行事での一体感は他で感じたことがありません。寄宿舎には自治と並んで、このような人間関係が柱となっています。

ここまで読んでワクワクしてきた方、ぜひフォームからの面接予約をお願いします。寮の見学も常に歓迎しております。やっぱり不安の残る方、大丈夫です。私は月3万円食事付きの文言だけで入舎しましたが、安さを抜いても寄宿舎には価値があると胸を張っていえます。実際に入舎をすることになりましたら、現役舎生一同全力で歓迎させて頂きます。是非、お待ちしております。

令和四年度後期委員会委員長
文学部三年 上田航輝