日吉寄宿舎への入舎を考えている皆さん、こんにちは。今回は、パンフレットの綺麗な言葉だけでは見えてこない、生活の「生々しい部分」――――そう、長期休み中の食生活についてお話しします。
1. 寮食が出ないという現実
日吉寄宿舎では、授業がある期間は朝晩の食事が出ますが、長期休みに入るとピタッと止まります。普段の昼休みならゼミの仲間や寮の同期と賑やかに食べられますが、問題は休みの日。毎日3食を、自分の力(と財布)だけで解決しなければなりません。
日吉は学生街ですが、三田キャンパスに通うようになると周囲はオフィス街。ランチの相場は一気に上がります。出費を抑えるならガストやサイゼリヤ、あるいは油そば屋に駆け込むのが、一般的です。
2. 帰省 or 自炊
少し計算してみましょう。 外食ばかりだと1食平均1,000円。朝を軽く500円で済ませても、1日2,500円。60日間の休みを寮で過ごせば、食費だけで15万円に達します。これなら高い交通費を払ってでも、実家に帰ったほうがよっぽど安上がりです。
それでも、部活やバイト、研究のために寮に残る道を選ぶ学生は多い。そんな我々がどう過ごすのか、それが「自炊」です。
3. 寮の自炊文化
寄宿舎の自炊には、実は深い歴史があります。いまでは消息不明ですが、かつては「自炊寮会」なんて集団もいたそう。これは単に料理を作るというより、みんなで協力して安くすませるという作戦です。一人で食べるなら高くつく食材も、大勢で割り勘して大鍋で煮込めば、一人頭数百円で済みます。
毎日みんなで自炊をするわけではありません。(もちろん可能ですが)パット見たところ、このような派閥に分けられるのではないでしょうか。
ストイック派: スーパーで肉と野菜をまとめ買いし、ひたすら野菜炒めを作る。(タンパク質メインの食事をしている人もいます)
わいわい派: 仲間と共用キッチンに集まって鍋を囲む。二郎系の鍋を作り、大人数でつつくのは寮ならではの醍醐味です。
多分賢い派: バイト先で賄いを狙う。特に個人経営の店は、食費を浮かせるという意味では最強の選択肢かもしれません。
4. ちなみに、、
偉そうに書いていますが、実は僕自身、これまで自炊経験はほぼゼロでした。今までは米だけ炊いて、おかずはスーパーの惣菜、というスタイル。1日1,000円以内には収まるけれど、それでも月3万円は痛い。
そこでついに決心し、本日、このブログを書く前になんと、Amazonでフライパンをポチりました。寮の友人B(タンパク質重視派)が勧めてくれた、深型のタイプです。炒め物はもちろん、一人用の鍋にも使える万能選手。道具が届くのを待つ今の心境は、期待半分、不安半分といったところです。
~入舎を希望する皆さんへ~
寮生活は、こうした「限られた環境でどう楽しく生き抜くか」という試行錯誤の連続です。お金がない不自由さを、仲間と一緒に面白がれる。そんな人にとって、日吉寄宿舎はこれ以上ないほど刺激的な場所になるはずです。



